消火器の訪問点検にご注意!

 最近、九州各県の事業所において、出入りの点検業者を装い、消火器の点検や薬剤詰め替えに関係する高額請求の事例が多発しています。
被害に合わないよう、次の点にご注意下さい。

◎はっきりと点検を拒否する!
 ※点検の承諾をあいまいにすると、素早く消火器を集めだします。
◎身分証明書等の提示を求める!
 ※出入りの点検業者を巧妙に装います。
◎契約書にハンコを押さない!
 ※内容を説明せず、一見合法的な書面にサインや押印を求めてきます。
◎点検についてはすぐ上司に相談する!
 ※支店や出張所などの出先が多い事業所・スーパー・百貨店・大きな工場等消火器がたくさん設置してある防火対象物を狙ってきます。
※責任者がいない時も狙われています。普段から、従業員にこのことを周知しておきましょう。


    取引内容事例

 大阪府に所在する消防用設備の点検業者が、対象物の関係者に「消火器の点検に伺います。」と電話をしておき、数時間後「先ほど電話した者です、消火器の点検に来ました。」と言い、対応した関係者が「点検して下さい。」と返事したのを受けて消火器の点検を行い(点検の内容は仕事に忙殺しており立ち会っていないので不明)その後関係者に点検表にサインを求めている途中でいつもの業者と違うことに気付き、点検を中止させたものです。
この事例は被害には至りませんでしたが、正味20分から25分で34本点検をして、サインを求めた契約書には、10型消火器50本で52万円を超える請求をしています。
他にも同様の手口で消火器を点検した後、トラブルになりかけたため業者が消防と警察に連絡し、警察の立会いで関係者は契約の無効を訴えましたが、契約書にサインをしていることで警察としても民事介入ができず、結局は要求額の約30%を支払った事例もあります。


      もし気付かずにサインや点検の承諾をしてしまっても・・・

① 要求金額の値引きを要求すると契約を認めることになるので言わない!
② 料金をその場で支払ったり、払う約束は絶対にしない!
③ 点検業者の紛らわしい表現等に対して契約の無効を主張する!
④ クーリングオフ制度を利用する!

裁判事例