熱中症の季節です！！

本格的な夏も近づき、少しずつ気温の高い日が増えてきました。熱中症は気温だけでなく湿度も関係しています。そのため気温も湿度も高くなるこれからの時期に、熱中症の件数は増加します。また、新型コロナウイルスの影響によるマスク着用の生活で、熱中症のリスクはさらに高くなっているため注意が必要です。

～熱中症を予防するために～

①喉の渇きを感じる前にこまめな水分補給を行いましょう！

喉の渇きを感じたら、既に体が脱水になっているサインです。喉が渇いていなくてもこまめに水分を摂りましょう。

➁室内では涼しく過ごす工夫をしましょう！

エアコンや扇風機、遮光カーテンやすだれを使用して室内の温度を調節しましょう。特に高齢者の方は暑さを感じにくく、室内でも熱中症になることもありますので、十分注意しましょう。

➂運動時は計画的に休憩をとりましょう！

部活動や試合など、運動中は特に熱中症の危険が高くなります。環境条件・個人の体調を考慮して計画的に休憩を行いましょう。また、日頃から汗をかく習慣を身に付け、暑熱順化を行う事も熱中症予防に効果的です。運動に限らず屋外での活動は日射しの影響を避けるため日傘や帽子を着用しましょう。

 

～熱中症のサイン～

・めまいや顔のほてり、立ちくらみ

・筋肉痛やこむら返り

・大量の発汗、汗をまったくかいていない

・頭痛や嘔吐、集中力の低下

・自力で水分補給できない

・呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない、痙攣をおこす

※矢印の向きに症状が進むほど、より重症となります。

 

～もし熱中症になってしまったら～

引用文献：熱中症　環境保健マニュアル2022（環境省）より